人手不足が深刻な産業分野において、一定の専門性・技能がある外国人の受け入れが可能です。
育成就労を除く外国人のビザは、卒業した大学の学科要件などの細かいルールがあり、さらに単純労働ができず、従事できる業務が限られていました。
一方、「特定技能」では、外国人の条件も他の就労ビザに比べて簡単で、また単純労働を含む業務に従事することが可能です。
企業にとっては、人材も募集しやすく、採用しやすい在留資格となります。
フィリピン人労働者の特徴
コミュニケーション能力
優れた英語力と国際感覚を持ち、コミュニケーション能力が高いことが特徴です。
さらに、勤勉で責任感が強く、業務に対する真摯な姿勢も評価されています。
多文化に柔軟に対応できる適応力を備えており、異国の環境や新しい職場にも迅速に順応します。
日本企業においても、フィリピン人特定技能外国人労働者は貴重な戦力となります。
高い専門性
介護、建設、製造業といった特定技能に該当する分野で高い専門性を発揮しています。
特に、介護業界では人に寄り添う姿勢が評価されており、製造業や建設業においても、技術の習得力と現場での対応力が強みです。
高い順応力により、日本の労働環境や文化にスムーズに適応し、即戦力として活躍できる点が魅力です。
人手不足問題の解消を
迅速にサポートします。
一定の専門性・技能があるフィリピン人のスムーズな採用を全面的にサポート、支援します。
MWOMigrant Workers Office（移住労働者事務所）DMWの出先機関で日本にあります。への申請から特定技能ビザ取得、さらに日本での職場定着支援までを一貫して支援するワンストップサービスです。
法的手続きや労務管理の専門家が適切にサポートし、雇用までの手順の負担を最小限に抑え、企業が安心してフィリピン人労働者を迎え入れられる体制を整えます。
手続きの流れ
１
協定書を結ぶ
受け入れ企業 ONRAY
日本の受け入れ企業様と協定書を結ばせていただきます。 契約書は弊社で英語版、日本語版をご用意いたします。 協定書は、フィリピンの弁護士による認証、日本の公証役場での認証が必要です。
２
ONRAYよりMWOMigrant Workers Office（移住労働者事務所）DMWの出先機関で日本にあります。(旧POLO)審査に必要な書類の日本語版を準備
ONRAY
弊社でMWOの審査に必要な書類（雇用契約書、求人・求職票等）の日本語版をご用意し、受け入れ企業様にお送りいたします。
３
受け入れ企業様でMWOMigrant Workers Office（移住労働者事務所）DMWの出先機関で日本にあります。(旧POLO)審査に必要な書類を準備
受け入れ企業
２と同時進行で受け入れ企業様でもMWO審査に必要な書類を準備していただきます。
４
必要な書類をMWOMigrant Workers Office（移住労働者事務所）DMWの出先機関で日本にあります。(旧POLO)に郵送で提出
受け入れ企業
MWO申請書類、受け入れ企業様の必要書類が揃いましたら、東京、もしくは大阪にあるMWO(旧POLO)に郵送で提出してください。
MWO東京：〒106-8537 東京都港区六本木5-15-5
MWO大阪：〒541-0047 大阪府中央区淡路町4-3-5アーバンセンター御堂筋7階
５
MWOMigrant Workers Office（移住労働者事務所）DMWの出先機関で日本にあります。(旧POLO)の審査
MWOによる書類審査にかかる日数は15日営業日以内とされています。
書類審査に通過すれば、必要であれば、MWO(旧POLO)より受け入れ企業の代表者様の面接の日程についての連絡があります。
６
MWOMigrant Workers Office（移住労働者事務所）DMWの出先機関で日本にあります。(旧POLO)による面接
（審査によっては免除）
受け入れ企業
書類審査に通過後、受け入れ企業の代表者様、または委任された方は、MWO (旧POLO) による面接が英語で行われます。 外部の通訳者を利用することは可能ですが、フィリピンの送り出し機関、 行政書士、登録支援機関等の関係者以外の第三者でなければなりません。
※必要に応じてMWO (旧POLO) による受け入れ機関への実施調査が実施されることもあります。
７
認証印が押印された提出書類一式及び推薦書の受け取り
MWO (旧POLO)による審査に問題がなければ、MWO (旧POLO)から認証印が押印された提出書類一式及び推薦書（Recommendatory Memorandum）が受け入れ企業宛てに郵送されます。
８
認証印が押印された提出書類及び推薦書を当社に郵送
受け入れ企業
MWO(旧POLO)から受け取った書類を弊社に郵送してください。
９
DMWDepartment of Migrant Workers（移住労働者省）(旧POEA)に労働者雇用登録
ONRAY
MWOから発行された認証印が押印された提出書類一式及び推薦書をフィリピンのDMW(旧POEA)に提出し、労働者雇用登録をします。DMW(旧POEA)による審査にかかる日数は約３週間です。
10
正式に求人活動開始
ONRAY
９の「DMW労働者雇用登録」と並行して、弊社がDMW (旧POEA)に登録を受けた企業用の求人活動を開始することが正式に可能となります。
11
フィリピン人求職者の面接
受け入れ企業 ONRAY
受け取った求人情報を基にフィリピン人求職者を集め、受け入れ企業に面接を行っていいただきます。 対面での面接が基本ですが、フィリピンにお越しになるお時間がない場合にはオンラインでの面接も承っております。
12
雇用契約の締結
受け入れ企業
採用する人が決まりましたら、MWO (旧POLO)より認証を受けた雇用契約書を使って雇用契約を結んでいただきます。
13
日本語の学習
ONRAY
フィリピン人採用者の選定が終わりましたら、日本語学校で日本語の学習を行い、日本語検定N4の取得に励みます。 既に日本語検定N4以上を保有している場合、この過程は省くことができます。必要に応じて日本語学習を行います。
14
特定技能スキルの試験
ONRAY
特定技能ビザで日本に行くには、TESDATechnical Education and Skills Development Authority（フィリピンの労働雇用技術教育技能庁）等が実施する特定技能試験に合格する必要があります。 業種ごとに試験がありますので、試験対策の勉強を行い、試験合格を目指します。
15
在留資格認定証明書の交付申請【日本側の手続】
受け入れ企業
受け入れ企業様は、地方出入国在留管理官署に対し、特定技能に係る在留資格認定証明書の交付申請を行ってください。 同証明書が交付された後、弊社に対し、同証明書の原本を郵送してください。
16
査証発給申請（日本側の手続）
受け入れ企業
雇用契約の相手方で、特定技能外国人として来日予定のフィリピン国籍の方は、 15で郵送した在留資格認定証明書を在フィリピン日本国大使館に提示の上、特定技能に係る査証発給申請を行います。
17
出国前オリエンテーションの
受講（フィリピン側の手続）
ONRAY
日本へ行く前に、フィリピンのOWWA（海外労働者福祉庁）が実施する出国前オリエンテーションを受講します。
18
OECOverseas Employment Certificate（海外雇用許可証）の取得
（フィリピン側の手続）
ONRAY
査証を取得後、全ての手続きが完了したことを証明するために、DMW(旧POEA)からOECを取得します。 フィリピン人の方はフィリピンを出国時にOECを提示する必要があります。
19
日本への送り出し
ONRAY
日本語の試験合格、特定技能試験の合格、査証の取得、OECの取得等が終了次第、日本へ送り出しを行います。 ここまでの手続きでかかる日数は約6ヵ月から10ヵ月程度です。
3、4、８、12、15、16については、登録支援機関にてサポートが可能です。
