入国した技能実習生は、技能実習実施機関(受け入れ企業)と原則3年の期間において雇用関係を結び、日本の産業・技能等を修得します。
 技能実習機構から許認可を受けた監理団体が技能実習生を受け入れ、受け入れ企業で技能実習を実施します。監理団体は、当社 ONRAY MANPOWER INTERNATIONAL INC(送り出し機関)が募集したフィリピン人材を、受け入れ企業に斡旋します。

※「技能実習制度」は、日本の技能や技術を開発途上国へ移転することによる国際貢献を目的としていますが、2027年7月より、日本国内の人材不足を解消し、特定技能への移行を視野に入れた人材育成を目的とする「育成就労制度」に変更となります。
※育成就労制度では条件を満たした場合に転籍(受け入れ企業の変更)が可能であるとされています。

手続きの流れ

日本の監理組合と弊社オンレイマンパワーインタナショナルで送り出し契約を結ばせていただきます。協定書はこちらで英語版、日本語版をご用意いたします。協定書は、日本の公証役場での認証が必要です。

弊社でMWOの審査に必要な書類(雇用契約書、求人・求職票等)の日本語版をご用意し、管理組合にお送りいたします。

2と同時進行で監理組合でもMWO審査に必要な書類を準備していただきます。

MWO申請書類、監理組合の必要書類が揃いましたらMWOに郵送で提出していただきます。

MWOによる書類審査にかかる日数は15日営業日以内とされています。
書類審査に通過すれば、必要であれば、監理組合の代表者様の面接の日程についての連絡があります。

MWOによるインタビューが英語で行われます。
外部の通訳を利用することが可能です。(フィリピン送り出し機関、行政書士の関係者以外の第三者でなければなりません。)

MWOによる審査に問題がなければ、MWOから認証印が押印された提出書類一式及び推薦書が監理組合に郵送されます。

MWOから受け取った書類を当社に郵送してください。

MWOから発行された認証印が押印された提出書類一式及び推薦書をフィリピンのDMWに提出し、労働者雇用登録をします。DMWによる審査にかかる日数は約3週間です。

9のDMW労働者雇用登録と並行して、当社がMWOに登録を受けた監理組合用の求人活動を開始することが正式に可能となります。

受け取った求人情報を基にフィリピン人求職者を集め、受け入れ企業、もしくは監理組合に面接を行っていただきます。
対面での面接が基本ですが、フィリピンにお越しになるお時間がない場合にはスカイプでの面接も可能です。

フィリピン人採用者の選定が終わりましたら、日本語学校で日本語の学習を行います。既に日本語の勉強を終えている場合、この過程は省くことができます。

監理組合は、地方出入国在留管理官署に対し、技能実習に係る在留資格認定証明書の交付申請を行ってください。
同証明書が交付された後、当社に原本を郵送してください。

雇用契約の相手方で、技能実習生外国人として来日予定のフィリピン国籍の方は、13で郵送した在留資格認定証明書を在フィリピン日本国大使館に提示の上、技能実習に係る査証発給申請を行います。

日本へ行く前に、フィリピンのOWWA(海外労働者福祉庁)が実施する出国前オリエンテーションを受講します。

査証を取得後、全ての手続きが完了したことを証明するために、DMWからOECを取得します。フィリピン人の方はフィリピンを出国時にOECを提示する必要があります。

日本語の勉強、試験、査証の取得、OECの取得等が終了次第、日本へ送り出しを行います。 ここまでの手続きでかかる日数は約6ヵ月から10ヵ月程度です。

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