なぜフィリピン?

 フィリピンでは国内で働くよりも海外で働いた方が給料が高いため、多くのフィリピン人が海外で働いています。
日本の給料はアメリカやカナダよりも低いですが、フィリピンが世界でも有数の親日国ということや、日本まで飛行機で約4時間という近さもあり、働き先としての日本はとても人気があります。

 また、海外から日本への送り出しの数は、ベトナム、中国に次いでフィリピンは第3位です。しかし、送り出しの数が多いベトナムやインドネシア国はその分失踪率も増えています。フィリピンは諸外国と比べると失踪率は極めて低いです。これは、就業者本人から斡旋料などの名目で費用を徴収しないこと、フィリピン政府が海外での就業にあたり不利益な扱いを受けない様に厳しいルールを設けているため安心して働くことが出来るからです。失踪率の高い国々では、日本に来るために出国時に仲介業者への手数料を自己負担しているケースがございます。フィリピンではそういった行為は違法です。もちろん、弊社がフィリピンから人材を送り出す際、本人から斡旋料や手数料は受け取っていませんのでご安心ください。

 弊社では、特定技能、技能実習生、高度人材、技術・人文知識・国際業務の全ての労働ビザでの送り出しに対応しており、職種も介護業、ビルクリーニング業、素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業、建設業、造船業、自動車整備業、宿泊業、農業、飲食料品製造業、外食業、また高度人材の多岐にわたります。また、MWOの申請に精通しているスタッフが対応いたしますので、企業様の書類作成の負担を軽減し、スムーズで迅速なお手続きが可能です。

フィリピン人の
雇用に関するポイント

失踪率の低さ

フィリピン人技能実習生は失踪率が非常に低く、安定して勤務するため、企業側の人材管理がしやすい。

日本語対応

フィリピン人労働者の中にはタガログ語、英語、日本語など多言語が堪能なマルチリンガルが多く、円滑なコミュニケーションが可能です。必要な書類も日本語で用意されるため、企業の負担が軽減されます。

文化的理解

フィリピンの文化や価値観を理解し、誤解や摩擦を防ぐことで良好な関係が築けます。ボディランゲージの理解も進むため、コミュニケーションがスムーズになります。

勤勉さとホスピタリティ

フィリピン人は、明るく陽気で前向きな性格が特徴です。家族をとても大切にし、日常の中で助け合いの精神が深く根付いています。また、平均年齢が24.4歳と若く活気のある世代が多いのも大きな魅力です。エネルギッシュで温かい人柄が多くの現場で信頼され、活躍の原動力となっています。

研修プログラムの充実

日本の文化や労働法、社会保険制度についての研修が実施されるため、フィリピン人労働者は職場に早く適応できます。

配慮が必要なポイント

文化・習慣の違い

人前で叱られるとモチベーションがダウンしてしまったりなど、文化や特性を考慮した対応が必要です。

日本語教育の必要性

基本的な日常会話をマスターしていても、円滑なコミュニケーションのため、来日後も日本語を学ぶ機会が必要な場合があります。

メンタルヘルスの問題

異国での生活にストレスを感じるフィリピン人が多く、メンタルヘルスに配慮したサポート体制が必要です。

生活支援の必要性

住居の確保や生活に必要な情報の提供、相談窓口の設置など、労働者の生活をサポートするための準備が必要となります。

具体的な取り組み

職場でのコミュニケーションを円滑に行うため、基礎的な日本語能力の向上を計り、日常会話や簡単な指示を理解できる様にサポートしましょう。

日本のビジネス文化(挨拶、報連相、時間厳守など)、社会規範、生活習慣(ゴミの分別、交通ルールなど)などの指導をしましょう。

フィリピン人労働者にも、日本の労働法が適用されます。日本の労働法、社会保険制度、税金などに関する知識の提供をしましょう。

労働災害を防止るすため、職場環境における危険予知やリスクアセスメント、安全装置の使用方法など、安全衛生に関する知識や技能を習得させる研修を行いましょう。

フィリピン人労働者は、慣れない異国での生活でストレスや不安を感じている可能性があります。相談窓口の設置やカウンセリングなどの体制を構築しましょう。

フィリピン人労働者が安心して生活できる住居を提供することが大切です。職場までのアクセスや生活環境、治安なども考慮し、連帯保証人になる、社宅を提供する等の支援を行いましょう。

銀行口座の開設、携帯電話やライフラインの契約、公共交通機関の利用方法など、生活に必要な情報を提供し、サポートしましょう。

日本語学習の支援、生活相談窓口の設置などフィリピン人労働者の生活をサポートする体制を整えましょう。

フィリピン人労働者同士あるいは日本人社員との交流を促進するイベントの開催や地域住民との交流の場やお祭りなどの行事案内や参加のサポートを行いましょう。

フィリピン人労働者と定期的な面談を実施することで、彼らの仕事や生活状況、悩みなどの把握をすることができます。必要に応じてサポートを提供しましょう。